まず、何はさておき目的の確認を。
高齢者傾聴のゴールのところでお伝えしていますように、ここで目指すゴールは、「この人なら安心して相談できる」と思ってもらえること。
いかがでしょう?
普段のお仕事の中で、このゴールに向けた良い準備はできていますでしょうか?
若しくは、日々その意識を持って準備しようとされていますでしょうか?
どんなお客様でも、初めての店舗、初めての店員さんと話す時には、自分の要望をわかってくれるだろうかと不安があったり、心理的距離感を感じていたりするほうが自然なこと。
そこからいかに安心感を持ってもらい、心理的距離感を近く感じていただけるようになるかはシニアコミュニケーターとして力の発揮しどころ。
「う~ん、どんな準備が必要だったかな?」とうる覚えの方は、是非、テキスト68~69ページをご覧下さい。
ちょっとおさらいをすると・・・。
① 基本姿勢を整える
② 自己会話を問い直す
③ 直前準備をする。
④ 肯定的に受容する。
大事なことはどう行動するかの前に、どうあるか。
なぜならあり方は、言葉にはならないけれど相手には影響力の大きい非言語の部分に本人は無意識でも表れてしまいますので。
一日のスタートに、傾聴準備を確認し、一日の終わりにその振り返りをすることで、望ましいあり方を体に馴染ませて行きましょう!
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